日本では急速に高齢化社会が進んでおり、今もますます加速すると言われています。 そんな中で、いかに介護を必要とせず自立した暮らしが送れるかが充実した老後生活へと繋がります。

介護予防

介護予防とは、「65歳以上の高齢者が、介護が必要になる時期を出来るだけ遅らせること」「介護が必要になるのを防ぐこと」「すでに要介護の場合は、その状態が悪化しないようにし、改善すること」を指します。

介護予防・生活支援サービス事業

介護予防・生活支援サービス事業の事業内容としては、訪問型サービス、通所型サービス、その他の生活支援サービス、介護予防ケアマネジメントなどがあります。
病院や介護老人福祉施設で行うリハビリテーション、ホームヘルパーが行う家事や生活のサポートなどが具体的なサービス内容です。

介護予防サービスを受けられる条件とは?

整骨院では、基本的には介護保険が適用されるような介護予防のサービスを提供することは出来ません。
ただし、市区町村によっては、整骨院でも介護保険等の市町村特別給付や保険福祉事業などのサービスが提供出来る場合があります。

また、一般介護予防事業の一環で、整骨院での介護予防のサービス提供を認めている自治体も多くなってきています。詳しくは、市役所や区役所などに確認してみてください。

受けられる介護予防サービスの内容は?

それでは、整骨院ではどのような介護予防のサービスを提供しているのでしょうか? 整骨院で提供する主な介護予防事業は、運動器の機能向上事業です。
グループで行う体操や運動、レクリエーションだけでなく、一人ひとりの身体能力に合わせた個別機能訓練を担います。

体操、ボール運動、マシンを使ったトレーニングなどを取り入れて、身体のあらゆる器官の機能を向上させるように機能訓練を行います。
訓練中に機能の向上を図るのはもちろんですが、訓練が終わった後も継続して自宅で運動してもらい、機能を維持させていくことも重視しています。

最近では、機能訓練指導員の資格を取得して活躍している柔道整復師が増えてきています。

柔道整復師は、本来ケガや事故による骨折や脱臼、捻挫などの治療が専門ですので、衰えた機能を回復させるためのストレッチや筋力トレーニングなどにも精通しています。老人福祉施設などで介護福祉士が行うレクリエーションとは違う、専門的な運動指導を行えることが、整骨院で介護予防サービスを行うメリットです。

加速する高齢化社会に備えて、市区町村や国を挙げて介護予防事業を展開しています。
そんな中でも整骨院は、一人ひとりの運動機能に合わせた訓練指導を行い、きめ細やかなケアが出来るのが利点です。